この記事の目次
主な修正は、ここ。

| 修正された場所 | 何が変わった? | 今回の対象系列 |
|---|---|---|
| HTTPSの証明書 / ssl | 侵害されたeMudhra中間CAの鍵を使う証明書チェーンを拒否。 | 3.11・3.12 |
| Cookieの受け入れ / http.cookiejar | ドメイン検証の回避につながる、負のバージョン値のCookieを拒否。 | 3.11・3.12 |
| tarファイルの展開 / tarfile.tar_filter | 展開先そのものを置き換えるリンクを拒否。 | 3.11・3.12 |
| 一時フォルダの後片付け / TemporaryDirectory | 後片付け処理の競合を修正。 | 3.12 |
主な修正の抜粋です。Expat・WindowsのMIME設定・メールヘッダー処理などの修正も含まれます。全項目と他系列は公式情報へ。公式Dockerイメージの提供状況と個別サービスへの影響は未確認です。 公式情報へ ↓
自分にも関係する?
Python 3.11・3.12を使う環境は、実際の版を確認してください。今回の修正版は3.11.18・3.12.16です。他系列にも更新があります。対象系列の利用だけでは、すべての問題の影響が成立するとは限りません。
Pythonを使っているか分からなくても大丈夫。
まずは手元のPCで確認してみましょう。
① ターミナルを開く
- Mac:⌘+スペースで「ターミナル」と検索して開く。
- Windows:スタートメニューで「PowerShell」と検索して開く。
- VS Code:メニューの「ターミナル」→「新しいターミナル」を開く。
② この1行を貼り付けて、Enter
バージョンを表示するだけのコマンドです。更新や削除はしません。
「見つかりません」などと出た場合は、代わりに python --version を試してください。Windowsでは py --version で確認できることもあります。インストール画面が出たら閉じて構いません。確認のために新しく入れる必要はありません。
③ 出てきた数字を見る
Python 3.12.15
3.12系列で、今回の修正版より前。
使っているアプリとの関係を確認します。
Python 3.12.16
このPythonには、今回の修正が含まれます。
別の環境のPythonは、それぞれ確認が必要です。
3.11系列の今回の修正版は3.11.18です。他系列は公式発表を確認してください。エラーになっても「Pythonを使っていない」「影響なし」とは判断できません。結果の例は今回のリリースに対するものです。

ここで分かるのは、コマンドを実行した環境の版です。
手元のPCと、公開中のアプリのサーバーは別の場合があります。アプリ専用の環境に別のPythonが入っていることもあります。
公開中のアプリは?
アプリを作ったAIや、管理している人に、次の文面で確認を頼めます。
このアプリはPythonを使っていますか? 使っている場合、ローカル開発・ビルド・本番で実際に使うPythonのバージョンと、確認した根拠を教えてください。Dockerfileの指定と、稼働中の版は分けてください。確認だけ行い、更新・設定変更・デプロイはしないでください。確認できないものは未確認としてください。
AIの回答でも、設定に書かれた版と実際の稼働版を区別します。ホスティング側が環境を管理している場合は、そのサービスの管理画面や公式案内で確認します。
対応は、この3つ。
- 稼働中の版を確認手元のPCと、公開中のアプリを取り違えない。
- 修正版を取り込むDockerなら修正版イメージを確認し、必要なビルド・デプロイを行う。
- 反映と動作を確認更新作業をしたことと、稼働環境に反映されたことを分けて確かめる。
手順を詳しく知りたいときは。
公式情報
一次資料の確認日:2026-10-26。更新作業の完了を保証するものではありません。
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