この記事の目次
何が報告された?

| 報告された機能 | 確認の状況 | 確認条件 |
|---|---|---|
| Tailscale SSH | 公式は許可された接続からOSユーザーの権限を超える可能性を調査中。影響する構成の全体は確認中です。 | 有効設定 |
| Serve・Funnel/app connector/headscale | 研究者はSSH以外にも指摘を報告。SSHが無効でも報告全体の対象外とは限りません。 | 利用あり |
研究者の検証環境はTailscale 1.104.2・headscale 0.29.5。影響する全バージョンの一覧ではありません。公式10月26日付の案内は修正版をテスト中で番号未掲載。研究上の実証と実環境での被害は区別します。 公式情報へ ↓
自分にも関係する?
Tailscaleで自宅PCやサーバーへSSH接続する人が対象です。接続元ではなく接続される端末を確認します。IPや端末名だけではSSHの種類は判断できません。
SSHの指摘は、攻撃者が許可された接続の足場を持つことなどが前提です。「インストールしている全員が外から直ちに侵入される」という報告ではありません。Serveやheadscaleなどは別の前提があるため、SSHの条件を一律に当てはめません。研究者の報告は研究者の主張として読み、開発元が確認した範囲とは分けます。
同じ回線でも、応答するサーバーが違う
スマートフォン・PC → Tailscaleのネットワーク → 接続先
通常のSSH
OSのSSHサーバーへ
Tailscale SSH
TailscaleのSSHサーバーへ
公式ではサーバー機能はLinuxとmacOSのオープンソース版構成が対象です。GUI版Macの利用だけで、別端末まで判断しません。公式の機能説明
普段つなぐ端末を一つ選びましょう。
自分が管理する接続先で設定を確認。

① 接続先のターミナルで確認
自分が管理する端末で実行します。Macは「ターミナル」、Linuxは端末アプリを開きます。手元のPCと接続先サーバーを取り違えないでください。
tailscale version
tailscale debug prefs版と設定を表示します。更新・有効化はしません。導入方式でCLIの場所や権限は異なります。見つからない・エラーなら無効と決めず管理者へ確認します。
② RunSSH の値を見る
"RunSSH": true
有効設定
利用形態・許可と公式対応を確認。
"RunSSH": false
その設定では無効
応答するサーバーも確認。ほかの機能は別判断。
表示例です。導入形態・プロセスと合わせて判断します。出力全文は内部情報を含む可能性があるため公開しないでください。確認のためにSSHを有効にする必要はありません。

接続元だけでは、接続先の状態は分かりません。
MacからLinuxへ接続するなら、Linux側も確認します。
管理者向け:転送停止と復旧経路
公式10月26日付の暫定案内は、不要なSSH転送を止める場合、tailscaledのサービス環境へTS_SSH_DISABLE_FORWARDING=1を設定して再起動する方法です。一部の深刻な指摘の緩和であり、全問題の修正ではありません。
導入方式に合う設定方法と接続切断への影響を確認し、現地操作や別経路を確保してから実施します。アクセス設定を一律削除したり、代わりにSSHをインターネットへ公開したりしないでください。
公式は全員へのSSH無効化を勧めていません。最新の公式対応を確認。
1.104.2ならTailwormも修正済み?
別の更新案内と混ぜないでください。TS-2026-013の1.104.2以降への更新はeMudhraの証明書問題への対応です。Tailwormの修正済み判定には使いません。公式セキュリティ情報
確認の証拠は、この4つ
- 接続先端末・導入方式・確認した版。
- RunSSHと応答するサーバー。不明なら未確認。
- 管理者が確認した許可範囲と、ほかの機能の利用有無。
- 対応後の実際の版・設定・接続結果。
対応は、この3つ。
- 利用者:接続先と機能を確認どの端末へ接続し、どの機能を使うか整理。不明は対象外と数えず管理者へ確認します。
- 管理者:許可と転送を見直す必要な利用者・端末へアクセスを絞ります。変更前に別の管理経路と復旧方法を確保します。
- 公式の修正版と反映を確認公式はテスト完了を条件に10月27日中の公開を目標としています(タイムゾーン記載なし)。公開済みとは限りません。更新後は実際の版と接続動作を確認します。
手順を詳しく知りたいときは。
公式情報
一次資料の確認日:2026-10-27。更新作業の完了を保証するものではありません。
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